手湿疹のお話④ の続きです
朝10時からの診察(実際は混雑しているので、9時からフライングに開院されてました)のために、
6時に家をでて、なるべくはやく診察券を投入!ということで行ってきました。
まず準備として、自分の病状をテキストに起こしてもって行きました。
こうしておくことで、時系列をその場で説明することも無く
言いたい事の言い漏れを防ぐことが出来るのです。
ナイスアイディア!
以下がその文章です。
○× △子(33歳)
いつから:
約4年前から
症状:
約4年前から、冬季になると右手の一部に水泡が出来ていた。
その都度、皮膚科に通院しアンテベートが処方され、症状はすぐに改善した。
しかし、毎年ごとに症状が悪化し水泡の出来る範囲が広がってきていた。
今年は冬季を過ぎても、右手の状態は悪いままだった。
皮膚が薄くなり、ひび割れを起こすようになった。
アンテベートを使用しても病状が治まらず、ステロイドに頼り続けることに
不安を感じるようになった。
先々週、処方されたアンテベートを使い切り、以降は使用していない。
水泡が右手の広範囲に広がり潰れた為に、これまで使用していた綿手袋が
体液で張り付く様になった為、ここ数日はワセリンとポリオレフィン手袋を
着用していた。
ひび割れは改善されたが、ポリオレフィン手袋を使用していた際、右手が
蒸れた為か手の甲に細かい水泡が出来ており強い痒みがある。
現在は綿手袋に戻しており、日中はユースキンAハンドクリーム、就寝時は
ワセリンを保湿の為に塗布している。
希望:
ステロイドを使用することに不安がある。出来ればステロイドに頼らずに
改善を目指したい。
これまで皮膚科の診察を受けるとステロイドを含む塗り薬が処方されてきたが、
他に選択肢はないのか、という思いが拭いきれない。
ステロイドが最適なのであれば、適切な使用方法の指導を受けたい。また、
将来的に根治するまでの道筋を知りたい。
(どの程度回復すれば、ステロイドの使用を終われるか、など)
とまぁ…
こんな感じの文章です。
院長先生はそこそこお年を召した方だったので
大きなフォントで出力していったら、
看護師さんに「これ縮小コピーしておいて」と指示をしていたのは内緒なんだぜ…ググッ。
次回は目からうろこ!の
名医の診察編でございます。